バンガロールで働く会社員のブログ

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【インド現地採用】為替の変動に備えてインドの銀行を活用する

先週、一時1INR=1.48円になりましたね。

海外の現地通貨でお給料を貰っている限り仕方のないことだと思いますが、あまりに円高が進むと、円換算の年収が減るのでちょっと気分が落ち込みますね。

ただ、日本に送金したりするタイミングでもなければ、普段の生活にそこまで影響ないですし、一喜一憂せずに平常心で行こうと思います。

とはいえ、少しでもルピーが増やせたらいいよねということで、普通預金と定期預金の活用、および利息にかかる税金についてまとめてみました。

※2019年8月25日追記しました。

普通預金について

まず、定期預金の話に入る前に普通預金について簡単に説明します。

現在、普通預金の金利はどこの銀行も500万INRまでは年利3.5%が基本のようです。

私が口座を所有している2行では下記の通りです。

普通預金の利率は「Savings」レートを確認します。

Axis Bank

Basic Savings Account | Basic Savings Bank Account | Axis Bank
Less than Rs. 50 lakhs :3.5 % 
Rs. 50 Lakhs and up to less than Rs.100 Crore:4 % 

Standard Chartered Bank

Interest Rates – Standard Chartered India

Upto Rs. 50  lakh :3.5%
Above Rs. 50 lakh :4%

※インドの命数法で、1 lakhは10万、1 Croreは1,000万

普通預金の利息については1万INRまでは非課税です。ですので、1年間の残高バランスが26万INRくらいで非課税内に収まるというところでしょうか。最初の年は何かとお金が貯めにくいかもしれませんが、普通預金に放っておくだけでも結構な利息がつきますね。ちなみに、普通預金も定期預金も利息は四半期ごとにつきます。

定期預金の利率と注意点

定期預金の利率は「Fixed Deposit (FD)」や「Term Deposit」のレートで確認出来ます。

6か月と1年の年利を確認してみましょう。

いずれも2,000万INR以下の場合、2019年8月18日時点の利率です。

Axis Bank

Interest Rate On Fixed Deposits

6 months < 7 months:6.4%

1 year < 1 year 5 days:7.1%

Standard Chartered Bank

Interest Rates – Standard Chartered India

181-210 days:7.0%

1yr – 375days :7.2%

※期間に関しては、各銀行の表示のままにしています。

定期預金の年利はどちらの銀行も約7%ということで、他行を見てもだいたいこのくらいだと思います。日本の銀行とは比べ物にならない高金利であることが分かると思います。私の場合、いつまでインドにいるのか分からないので、6ヵ月で預けて満期がきたら、その月の貯蓄分を足して再度預けなおすというのを繰り返して、ゆきだるま方式?で貯蓄を増やしています。

但し、注意しなければならないのは定期預金の利息には所得税がかかるということです。ビザ基準の給与所得があれば、基本的に30%の税率が適用されます。ですので、所得税を引くと実質の利息は約5%くらいになると思いますが、それでも十分に高金利です。

また、定期預金の利息については、銀行は10%のみ(PANカードを登録していない場合には20%)を源泉徴収するので残りの20%分については、自身で納税する必要があります。以前、インドの定期預金について、所得税が10%というツイートを見かけたことがあるのですが、それは源泉徴収されるパーセンテージの話なので注意したいところです。

FORM26ASの記録を見ると、1,761INRの利息を受け取った際には、176.1INRが源泉徴収されています。

定期預金の利息のタイミング

口座開設の際に、満期時の元本と利息の扱いについて確認があると思います。

私は、繰り返し無しの利息は普通口座へと指定しているので、181日の定期預金を預けた場合、四半期ごとに利息が付くため、3か月目に1回目の利息、満期日に元本と2回目の利息が普通口座に入金されます。また、利息がつくタイミングで所得税(10%)も源泉徴収されます。

<実際のケース> ※2019年8月25日追記

利息が四半期ごとに付くという点ですが、Standard Chartered Bankで年利7%で182日、利息は元本に含めず普通預金につけるという条件で5万INRを定期預金に預けた場合、以下のようになりました。

元本 (Principal):50,000 INR

利息は、初回(3ヶ月後)に873INR、満期時に882INR付き、10%の所得税が源泉徴収されて、それぞれ、87.3INRと88.2INRが引かれました。

※源泉徴収税について補足記事を書きましたので下記も併せてお読みいただけると幸いです。

www.bangalorediary.net

定期預金どうやって始める?

インドで働くことになると、勤務先に指定された銀行で口座を作ることになると思います。インドの大手銀行は、口座を作るとネットバンキングへのアクセスが可能になるので、ネットで申し込むことが可能です。普通口座の開設時に、PANカードの情報などを登録していれば追加の書類提出は不要ですので、ネットバンキングにアクセスして「Open Fixed Deposit」や「Open Term Deposit」というところをクリックして口座を開設します。申込時には、期間や元本・利息の扱いについて自身にとってベストな条件を選んでください。

 

インドで働いていて、銀行口座を持っているのであれば、定期預金は絶対に活用すべきだと思ってこの記事を書きましたがいかがでしたでしょうか。

今回の記事で注意事項として挙げた、定期預金の利息にかかる所得税の支払い方法については、別の機会に情報をシェアしようと思います。

 ※この記事は2019年8月時点での内容です。変更している可能性もありますのでご了承ください。また、私個人のケースを基にした内容になりますので、このケースにあたらない場合もありますのでご了承ください。