バンガロールで働く会社員のブログ

キラキラ☆とは無縁ですが地味に役立つ情報を伝えたい!

【インド現地採用】PANカードを取得したら次に登録をお勧めしたいこと① Form 26ASの確認方法

インドの会社で働くことになったら、就労、納税関連ではだいたい下記の順番で手続きが進むと思います。

渡印前

Employment Visa取得

渡印後

FRROの登録 (外国人登録)

銀行口座の開設

PANカード(納税者カード)の取得

Aadhaarの登録

恐らくですが、上記の手続きは給与や納税関連で必要ですので勤務先が主導で登録を進めてくれることが多いと思います。

特に、Visa とFRROはエージェントを利用している会社が多いようです。

私の場合は、下記のような感じで半分は自分、半分は会社でした。

自分主導というのは、必要書類があれば会社に発行してもらうけど、ネットの登録などは自身で行うというイメージです。

会社主導:FRROの登録、PANカードの取得 

自分主導:Employment Visa取得、銀行口座の開設、Aadhaarの登録

 

ここからが本日の本題で、現地採用で働く方には、上記の必須手続きに加えて登録をお勧めしたいものがいくつかあって、そのうちのひとつが

Income Tax Departmentの e-Filingサイトに登録して、「Form 26AS」が確認出来るようにすることです。

 但し、e-Filingサイト登録にはPANカードと携帯番号が必要ですので、両方が取得出来たタイミングでで行う必要がありますのでご注意ください。(実際には、PANカードの登録に携帯番号が必要だと思うので、PANカードが手元にある=携帯番号もすでにある状態だと思います) 

まず、インド就労の基本知識として、インドでは会社員も個人で確定申告 (ITR:Income Tax Return)をする必要があります。

そのITRをオンラインで行うのがの下記のe-Filingのサイトで、ITRの進捗状況や毎年の履歴なども確認ができます。

www.incometaxindiaefiling.gov.in

なぜ、就業を開始して間もなくアカウントの登録をお勧めするかというと、勤務先や銀行等で源泉徴収された税金がきちんと国に納付されているか確認することが出来るからです。

覚えて欲しいのがこの納められた税金の金額や内容を確認出来る書類のことを「Form 26AS」といいます。

今日は、この「Form 26AS」の取得方法と読み方について私なりに解説してみようと思います。

凄く細かいことを言いますと、このForm 26ASが確認出来るのは、

TRACES(TDS Reconciliation Analysis and Correction Enabling System)

という源泉徴収された税金の情報を扱うポータルで確認するのですがe-Filingのサイトにログインするとそこからリダイレクトされて、TRACESで別途アカウント登録をしなくてもForm 26ASの確認が可能になります。

注意!Form16というまた別の納税証明書がありますが、Form16は雇用主から発行される証明書で、会計年度(4月-翌年3月)終了後、6月上旬から中旬に雇用主から受け取る必要がありますので、このポータルから納税者個人が取得することは出来ません。

アカウントの登録方法については下記のサイトに詳しく載っていますので、参考にしてみてください。インドで就業出来るレベルの英語力があれば、特に難しいことはないです。

cleartax.in

アカウントの登録が終了しましたら、トップページの左下「View Form 26AS」からアカウントにログインするか、ログイン後に「My Account」のプルダウン「View Form 26AS」から進んでください。

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  • この後、TRACESのサイトにリダイレクトされますという表示が表示されますが、OKで進んでください。

 

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  • ここで、View Tax Credit (Form 26AS)をクリック

 

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  • 「Assesment Year」はITRの申告書提出年を意味します。今会計年度(2019年4月から2020年3月)の記録を確認したい場合には、来年の申告分ということになりますので、「2020-21」を選択してください。
  • 「View As」は、HTMLとTextが選択できますがどちらでもお好きな方を選択してください。
  • その後、「View / Download」で一度内容を表示させ「Export as PDF」をクリックすると、Form 26ASがPDFで取得できます。

Form 26AS 見本

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やっと本題のForm 26ASの説明です。

給与所得、銀行の利子に対する税金はPART Aという場所に記載されます。現地採用で働いている人は恐らくここだけ確認すればよいと思います。

  1. Parmament Account Number:PANカードの番号
  2. Financial Year:会計年度。確認したい会計年度にになっているか要確認。右横のAssesment Yearは常にFinancial Yearの翌年の表示になります。
  3. Name of Deductor:税金の控除者の名称。勤務先の名前が入ります。1年間に複数の企業で勤務した場合には、勤務先ごとに表示されます。勤務先以外にも、銀行の利子分に対して銀行で源泉徴収されている税金があれば、銀行もPART Aに記載されます。
  4. 給与所得について、毎月税金が源泉徴収されている場合、勤務先の項目として4月から翌年3月分まで12行並ぶのが基本です。 なお、勤務先や銀行等が徴収した税金を国へ納付するのは四半期毎となるので、11月に確認すると見本のように4月-9月の6か月分のみ表示されます。利子分は、税金が源泉徴収されるごとになるようなので私の場合昨年度は16行ありました。
  5. Amount Paid / Credited:税引き前の給与。
  6. Tax Deducted:源泉徴収された税金の金額。
  7. TDS Deposited:納付された税金の金額。 6と7は同額になり(ならないケースがあるのか分かりませんが)、ここの金額が給与から引かれた金額と一致するか確認して一致していれば問題ないと思います。

本日のまとめ

私の編集力不足で分かりにくい部分もあるかと思いますが、とりあえず、毎月給与から引かれる税金がきちんと国に納付されているか確認するにはForm 26ASを見ろ!ということを覚えておくと、確認したい事態が発生した場合に役に立つと思います。

それから、Visaの更新が4月や5月で、Form16で前会計年度の納税状況を証明出来ない場合にForm 26ASで証明することも出来るようですのでこれも覚えておくと良いと思います。

 

  ※この記事は2019年11月時点での内容です。変更している可能性もありますのでご了承ください。また、私個人の経験を基にした内容になりますので、登録などはご自身の判断でしていただけますようお願いします。

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【バンガロール生活】Samsung Opera Houseに行ってみた

バンガロール市内中心地にあるResidency Rdに、かつてオペラハウスだった建物を改築して再利用したSamsung のエクスペリエンスセンター「Samsung Opera House」があります。

Samsung が特別好きという訳ではありませんが、インドではスマホのシェアがXiaomiに続く第2位のブランドですし、覗いておいて損はないなということで先日訪ねてみました。

外観はこんな感じです。

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中に入ると吹き抜けの空間で、舞台であったことを思わせるような形で巨大スクリーンが設置されていました。

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Samsungは、映画館用デジタルスクリーン分野でもインドに進出しているので、そのディスプレイなのかもしれません。

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1階には、スマホ、タブレット、スマートウォッチ、イヤホン、スピーカー、ゲーム用スクリーン、その他アクセサリーなどが展示されています。

また、VRのアトラクション?や、フィットネスギアの体験コーナーもあり、結構楽しめます。グループで来て、順番に体験できるものを回っている若い子達もいましたね。一応、スタッフが順番に案内しているので、インドにありがちな割り込みとかそういうストレスは無かったです。ちなみに、体験する場合には、名前とメールの登録が求められます。

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施設内には、カフェのThe Flying Squirrelも入っていて途中で休憩もとれます。

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2階には、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などのディスプレーと、IoTが体験できるモデルルームがありました。

モデルルームは、スタッフに声をかけて入れてもらうような感じだったので入りませんでしたが、実際にIoT家電を体験したい方にはお勧めです。

www.youtube.com

【インド現地採用】採用通知のCTC について知ろう

日本就職活動をしていた際、良くわかっていなかったことの一つに、Appointment Letterに記載されていた『CTC』があります。

CTC = Cost to Company、雇用主が1年間に従業員に費やす費用の合計額

つまり、内訳は下記のようになります。

自分に直接支払われる給与:基本給+各種補助や手当+ボーナス 

    

会社が負担し間接的に受け取るもの:健康保険料+EPFの会社負担分+医療サービス加入費用等

まあ、英語の意味の通りなんですが。。。

このCTCは、一般的にAppointment Letter (採用通知) に記載されます。

以前、採用試験を受けた日系企業からCTCの総額のみで内訳が記載されていないAppointment Letterを受け取ったことがあります。

その企業の面接では、給与のおおよその手取りについて説明がありましたが、今思うとあまりに適当だったなあと思います。

確かに、日本人のみの補助などもあって、総額を出せないケースもあるとは思うのですが、もしCTCの総額のみ記載されているAppointment Letterを受け取った場合には、内訳を依頼した方が良いと思います。せめて、自分に支払われる金額分だけでも提示してもらい書面に残しましょう。ビザ要件(年収25,000USD)を満たしているかを、確認することにもなります。

さらに出来ることならば、毎月の給与および控除されるもの(税金、EPF)の内訳のモデルを提示してもらうと良いと思います。これで、手取りの金額、EPFに拠出する金額、税金の内訳が分かります。税金については、HRA(家賃補助)など、入社後に所得控除出来るものがあればこの時点で提示される金額より下がる可能性があります。

日系企業の場合で、給与の構成がローカルのインド人と全く別であるケースは、CTCはあまり気にしなくても良い可能性もありますが、インド企業で就業される方も増えているようなので、注意点をまとめてみました。

ちなみに、CTCの確認が重要なのは入社時だけではありません。

毎年(私の勤務先では年度末に)、翌会計年度の給与についてCTCの内訳およびAllowance(手当)の内容が記載されたものが発行されます。

ですので発行されたら給与が上がったか確認し(笑)、その年のAllowanceの内容などを確認します。他社の事情は分かりませんが、私の勤務先は、結構Allowanceの内容が変わったりします。会社は成長しているので、改悪は今のところないですが。。。

【インド現地採用】今だから分かること

ここ数回の記事で、定期預金やら納税の方法だとか、結構どや顔で語っていますが、実はインドに来るまでは全然知らなかったことばかりで、振り返ると1年目などは随分損をしていたなと思います。

今後は、そんな私の「もっと早く知っていれば」的なことを少しずつ、失敗談をつつみ隠さずに公開していくスタイルで書いて行こうかなと思っています。

誰かの役に立てばいいなという感じです。

今のところ、以下の内容を想定しています。

 

渡航前&就職活動

採用通知のCTCについて知ろう

渡航時期について納税の観点から (インドへの渡航時期は重要)

 

渡航後&入社後

会社が面倒を見るであろう手続き(FRRO、PAN、Aadhaar)以外の重要手続き

所得控除は大いに活用しよう(FBPの組み立て、HRA等)

毎年変わる制度と福利厚生

EPFについて

 

退職時 

予定している手続き関係

 

この通りにはいかないと思いますが、とりあえずの宣言です。

【インド現地採用】定期預金の利息に対する所得税の支払い①

以前、インドの銀行口座を開設したら、定期預金の活用をお勧めしたい話をしました。

www.bangalorediary.net

ちなみに、積立預金(Recurring deposit)やミューチュアルファンドで運用する方法もありますが、私は、納税関係が一番簡単そうという理由で定期預金を利用しています。

納税関連以外にも、積立は希望の期間の設定が無かった、ミューチュアルファンドはいつまでインドにいるか分からないと手を出しにくかったという理由で利用していません。

さてここからは、定期預金の利息に対する所得税を自身で納める場合、「どこで、いつ支払う?」のかについて解説していきたいと思います。

所得税はどこで支払う?

まず、結論からお伝えしますと、税金(ここでは定期預金の利息に対する個人所得税)はネットバンキング、もしくは銀行の窓口で支払いができます。

私はネットバンキングを利用しているため、ここではネットバンキングの場合を説明したいと思います。

ネットバンキングによる納税は、下記のIncome Tax Departmentのサイトからすることが可能です。

Tax Information Network of income tax department

但し、インドで銀行業務を行う全ての銀行で支払いが可能なわけではなく、2019年9月15日現在、対応しているのは合計25行です。デビットカードでの支払いに関しては7行のみのため注意が必要です。口座をお持ちの銀行が対応しているかについては、上記のリンクから「CHALLAN NO./ITNS 280」にアクセスして「Mode Of Payment」のプルダウンを確認してみてください。

私の場合、Standard Chartered Bank(SC)に定期預金の口座を持っていますが、SCのネットバンキングで納税が出来ないため、もう一つ口座を持っているAxis Bankのネットバンキングを使用して納税しています。(Citibankもリストにないので、外資は参画していないか除外されているのかもしれません)

所得税はいつ支払う?

インド最大のオンライン確定申告(Income Tax Return:ITR)プラットフォームの cleartaxを参考にしながら説明したいと思います。

When to pay tax on interest income?

If any tax is payable after the inclusion of your interest income in your total income – you must pay it before 31st March i.e last day of the financial year. This is how you can pay any tax that is due. In case you have a large income from interest – Advance Tax – it may become payable on a quarterly basis.

出典:cleartax When & How to Pay Income Tax on Fixed Deposit’s Interest Income?

時期については、会計年度内の3月31日が期日となり、金額が大きい場合には、四半期ごとにAdvanced Tax(事前納税制度)を利用して支払うことも可能とあります。

が、この会計年度内に支払うということが私のような素人には結構難しいと感じます。

というのも、会計年度をまたぐ定期預金がある場合、3月31日に一度それまでの利息を計算し、その分の税金を納めなければならないからです。

というわけで、私は潔く期日内に納税しませんでした

それって大丈夫なの?という話ですが、結論としてはペナルティ(利子)は課されるようですが大丈夫です。

インドでは一般の会社員も確定申告(Income Tax Return:ITR)を行う必要がありますが、このITRの申告書類(私はExcelを選択しています)に必要事項を入力していくと、自動的に支払うべき金額が計算されます。

これを Self Assessment Taxといい、下記の通り、この金額が支払われない限りITRを提出することが出来ません。

4. Self Assessment Tax
You cannot submit your income tax return to the Income Tax Department unless you have paid tax dues in full. Sometimes, you may see tax payable at the time of filing your return. This tax is called Self Assessment Tax, which you can pay online to ensure successful e-filing.

出典:Challan 280 - Income Tax Online Payment using Challan 280 - ITNS 280

ですので、私はこのITRで計算された金額をSelf Assessment Tax として、先に紹介したIncome Tax Departmentのサイトで支払いしました。

支払い後の処理などの詳細については、ITRに関連して膨大な量になってしまうためここには書きませんが、とりあえず支払いが済んだら、完了画面のスクリーンショットを撮っておくと良いですよ。

ITRには、Self Assessment Taxを支払った証明として、完了画面に出力される以下の4項目の入力が求められます。

BSR code、Date of  Deposit、Serial No. of Challan、Amount

以上、定期預金の利息に対する所得税を自身で納める場合の「どこで、いつ支払う?」について自身の経験を基にしてまとめてみました。

タイトルに「①」と付けたので続きを書くかもしれませんがとりあえず終わります。

 ※この記事は2019年9月時点での内容です。変更している可能性もありますのでご了承ください。また、私個人のケースを基にした内容になりますので、このケースにあたらない場合もありますのでご了承ください。

【インド現地採用】為替の変動に備えてインドの銀行を活用する <補足>

前回の記事から2週間以上も期間があいてしまいました。コンスタントに記事を書くのは難しいですね。

さて本日の本題ですが、本日は前回の記事で触れた利息分の源泉徴収税について、2019年会計年度から変更になった点があり、その影響で誤解を与える内容になっているかと思いましたので補足記事を書くことにしました。

前回の記事では、50,000INRを半年預けた際の利息とその利息に対する源泉徴収税の引かれ方について実例を挙げました。

www.bangalorediary.net

ところが、2019年会計年度から、下記の記事にある通り40,000INRまでの利息については銀行において源泉徴収税が引かれないということになったため、年間で40,000INR以上の利息が得られる預金額でない場合、銀行による源泉徴収は当てはまらなくなりました。ですので、預金額が例として出した50,000INRだけの場合には源泉徴収されないということになります。但し、納税が免除になった訳ではないので、所得税は引き続き支払う必要があります。

economictimes.indiatimes.com

この金額の変更に気づかないまま記事を公開してしまったのは私の失態ですが、インドってこういう一般市民に影響のある税制の変更が割と毎年発生するので、インドで働く方は注意が必要ですよといういい例かと思います。

予算案が出たら個人所得税関連の変更には注意する!って結構重要かもしれません。

【インド現地採用】為替の変動に備えてインドの銀行を活用する

先週、一時1INR=1.48円になりましたね。

海外の現地通貨でお給料を貰っている限り仕方のないことだと思いますが、あまりに円高が進むと、円換算の年収が減るのでちょっと気分が落ち込みますね。

ただ、日本に送金したりするタイミングでもなければ、普段の生活にそこまで影響ないですし、一喜一憂せずに平常心で行こうと思います。

とはいえ、少しでもルピーが増やせたらいいよねということで、普通預金と定期預金の活用、および利息にかかる税金についてまとめてみました。

※2019年8月25日追記しました。

普通預金について

まず、定期預金の話に入る前に普通預金について簡単に説明します。

現在、普通預金の金利はどこの銀行も500万INRまでは年利3.5%が基本のようです。

私が口座を所有している2行では下記の通りです。

普通預金の利率は「Savings」レートを確認します。

Axis Bank

Basic Savings Account | Basic Savings Bank Account | Axis Bank
Less than Rs. 50 lakhs :3.5 % 
Rs. 50 Lakhs and up to less than Rs.100 Crore:4 % 

Standard Chartered Bank

Interest Rates – Standard Chartered India

Upto Rs. 50  lakh :3.5%
Above Rs. 50 lakh :4%

※インドの命数法で、1 lakhは10万、1 Croreは1,000万

普通預金の利息については1万INRまでは非課税です。ですので、1年間の残高バランスが26万INRくらいで非課税内に収まるというところでしょうか。最初の年は何かとお金が貯めにくいかもしれませんが、普通預金に放っておくだけでも結構な利息がつきますね。ちなみに、普通預金も定期預金も利息は四半期ごとにつきます。

定期預金の利率と注意点

定期預金の利率は「Fixed Deposit (FD)」や「Term Deposit」のレートで確認出来ます。

6か月と1年の年利を確認してみましょう。

いずれも2,000万INR以下の場合、2019年8月18日時点の利率です。

Axis Bank

Interest Rate On Fixed Deposits

6 months < 7 months:6.4%

1 year < 1 year 5 days:7.1%

Standard Chartered Bank

Interest Rates – Standard Chartered India

181-210 days:7.0%

1yr – 375days :7.2%

※期間に関しては、各銀行の表示のままにしています。

定期預金の年利はどちらの銀行も約7%ということで、他行を見てもだいたいこのくらいだと思います。日本の銀行とは比べ物にならない高金利であることが分かると思います。私の場合、いつまでインドにいるのか分からないので、6ヵ月で預けて満期がきたら、その月の貯蓄分を足して再度預けなおすというのを繰り返して、ゆきだるま方式?で貯蓄を増やしています。

但し、注意しなければならないのは定期預金の利息には所得税がかかるということです。ビザ基準の給与所得があれば、基本的に30%の税率が適用されます。ですので、所得税を引くと実質の利息は約5%くらいになると思いますが、それでも十分に高金利です。

また、定期預金の利息については、銀行は10%のみ(PANカードを登録していない場合には20%)を源泉徴収するので残りの20%分については、自身で納税する必要があります。以前、インドの定期預金について、所得税が10%というツイートを見かけたことがあるのですが、それは源泉徴収されるパーセンテージの話なので注意したいところです。

FORM26ASの記録を見ると、1,761INRの利息を受け取った際には、176.1INRが源泉徴収されています。

定期預金の利息のタイミング

口座開設の際に、満期時の元本と利息の扱いについて確認があると思います。

私は、繰り返し無しの利息は普通口座へと指定しているので、181日の定期預金を預けた場合、四半期ごとに利息が付くため、3か月目に1回目の利息、満期日に元本と2回目の利息が普通口座に入金されます。また、利息がつくタイミングで所得税(10%)も源泉徴収されます。

<実際のケース> ※2019年8月25日追記

利息が四半期ごとに付くという点ですが、Standard Chartered Bankで年利7%で182日、利息は元本に含めず普通預金につけるという条件で5万INRを定期預金に預けた場合、以下のようになりました。

元本 (Principal):50,000 INR

利息は、初回(3ヶ月後)に873INR、満期時に882INR付き、10%の所得税が源泉徴収されて、それぞれ、87.3INRと88.2INRが引かれました。

※源泉徴収税について補足記事を書きましたので下記も併せてお読みいただけると幸いです。

www.bangalorediary.net

定期預金どうやって始める?

インドで働くことになると、勤務先に指定された銀行で口座を作ることになると思います。インドの大手銀行は、口座を作るとネットバンキングへのアクセスが可能になるので、ネットで申し込むことが可能です。普通口座の開設時に、PANカードの情報などを登録していれば追加の書類提出は不要ですので、ネットバンキングにアクセスして「Open Fixed Deposit」や「Open Term Deposit」というところをクリックして口座を開設します。申込時には、期間や元本・利息の扱いについて自身にとってベストな条件を選んでください。

 

インドで働いていて、銀行口座を持っているのであれば、定期預金は絶対に活用すべきだと思ってこの記事を書きましたがいかがでしたでしょうか。

今回の記事で注意事項として挙げた、定期預金の利息にかかる所得税の支払い方法については、別の機会に情報をシェアしようと思います。

 ※この記事は2019年8月時点での内容です。変更している可能性もありますのでご了承ください。また、私個人のケースを基にした内容になりますので、このケースにあたらない場合もありますのでご了承ください。