前回の更新から1ヵ月以上経過していまいました。
あの記事を書いた後、私の勤務先でもロックダウンに備えて在宅勤務の準備に入り、色々バタバタし始めて多忙になってしまいブログの更新は後回しになってしまいました。
ロックダウンが始まってからは毎日欠かさず日記のようなメモを取っているので、そのうちロックダウン生活のまとめ記事を書くかもしれません。
現在の状況
さて、バンガロールを含めたカルナータカ州全体の新型コロナウイルス感染者数は4月11日の時点で以下の通りです。
感染:215名
内訳
現在治療中:170名
回復済:39名
死亡:6名
(出典):Corona related press release 11:04:2020
お役立ちリンク
カルナータカ州では、Department of Health and Family Welfare Servicesが、新型コロナウイルス対策の中心となって感染者数の発表などを行っています。
ホームページの作りはまああれですが、Twitterで最新情報が確認できますので、私はこちらをフォローしています。
さらに、毎日発表されている情報がきれいに整理されているのが以下のWikiです。
早い時ですと州の公式発表から2時間くらいで更新されており、更新してくれている方に感謝です。
こちらのWikiの良いところは、過去に感染が分かった方の回復状況や、感染者が確認されている地域が分かりやすく整理されているところです。
例えば、私とか地名を聞いてもほとんどそれがどこなのか分からないのですが、Wikiには感染者数別に色がついた地図もあってそういう情報が私にはありがたいです。
また、州政府発表の『Media Bulletin』がリファレンスにリンクされているので、過去の資料を探すのにも便利です。
状況の分析と個人的感想
Wikiを見ると、海外から戻った人の感染確認は、4月7日にドバイから戻った人の感染が分かって以来発生していませんが、国際線の着陸禁止が3月23日から始まっていることを考えると、2週間以上経って発覚することもあるのだなということが分かります。
4月上旬からは感染経路が分からない市中感染の可能性がある「Unknown origin or possible community spread」のカテゴリーに分類される人が増加してきますが、数人の感染経路不明者から近親者への広がりなので、ほとんどがすでに感染が分かっている人の接触者です。
素人感覚ですが、人口が日本の約半分である6,000万人以上いる州で、感染者の増加数が毎日10名程度というのは、ロックダウンの効果が出ているのではないかと思います。
検査数が少ない(ここ数日間は毎日約550件のサンプル回収)とは思いますが、それでもロックダウンしているおかげで、濃厚接触者を追いやすいというのは確かだと思います。
今後の対策は?
4月10日の報道によると、カルナータカ州は4月30日までのロックダウン延長を検討しているようです。
また、本日開催されたモディ首相と各州の州首相の電話会議でも多くの州がロックダウン延長を支持し、早くもロックダウンの延長を発表した州もあるので、少なくとも4月末まではロックダウン続行ではないでしょうか。
インドの医療体制などを考えると止む無しでしょう。
おまけ。ロックダウン中の道路。青空がきれい。