ここ2、3日でインドのコロナウイルス感染者数が急増してきました。
インド全土の日本語情報は、大使館のサイトで確認できます。
3月11日の時点で報告されている、バンガロールの感染者は4名。
バンガロールらしいと言ってよいのか、感染したのは米国から帰国した2名のソフトウェアエンジニアとその家族 (1名は13歳の子供)。
ソフトウェアエンジニアが所属している企業はそれぞれDellとMindtreeで、どちらも社員が感染したことを認めて います。
以下の報道によると、4名は現在Rajiv Gandhi Institute of Chest Diseasesの隔離病棟で治療をうけており、状態は安定しているとのこと。
これまでに確認された感染者が、IT企業に勤める海外渡航歴のある社員だったことから、カルナータカ州の保健大臣は、州内のIT企業に対し従業員の海外派遣を停止するよう求めると発言したようです。
正式な発表ではないようですが、業界を問わずグローバル企業の多くは既にリモートワークの推奨や出張の抑制に動いていると思うので、州に指示されなくても人の移動は減少しそうです。
余談ですが、Dellの方の感染が分かった際、社外秘として送信されたメールの内容が、ソーシャルメディアでシェアされまくったとかで、私の勤務先でもアドミンが社員にコロナウイルス関連の情報をシェアする際は、相当に気を使って発信しています。
それから、11日午後に報道された内容で気になるのは、以下のニュース。
3月10日の夜に亡くなられた76歳の方について、現在、コロナウイルス感染の有無をテスト中で、陽性が判明した場合インド初の死亡事例になるとのこと。
インフルエンザなどの可能性もあるとのことですが、続報を待ちたいと思います。
