気が付けば、もう12月ですね。
12月といえば、毎年恒例でしていることがあります。
それは、1月分の家賃の前払いと領収書の受領です。
インドの企業で従業員をしていると家賃の一部を所得控除することが出来るのですが、その所得控除を受けるためには勤務先に領収書を提出する必要があります。(日本の年末調整のようなものです)
インドでは3月に会計年度が終了しますので、家賃以外でも控除を受けるものについての必要書類は2月くらいを提出期限にしている企業が多いと思います。
で、私の勤務先は家賃の領収書の提出期限が毎年1月上旬に設定され、期限までに提出が必要なのは1月分までなので、2月と3月分までは前払いしなくても大丈夫なのですが、年末年始に一時帰国する私は、いつも期限の直前もしくは過ぎるまでインドにいないため、1月分を12月中に支払って会社に提出してから帰国するようにしています。
(2月と3月分は、1月の領収書で金額を確認しているようです)
そんな私も、インド1年目の私はそんなこと全く分からず、1月になって提出が必要だと分かり、その時点期限に間に合いそうになかったので、担当部署にお願いして期限を延ばしてもらった過去があります。
というわけで、大まかなインドの税金関連の年間スケジュールを知っておくと良いよということで、ざっとまとめてみました。
4月
会計年度始まり
FBP Declaration
IT Declaration
6月
前年度の納税証明FORM16を会社から受け取る (通常は上旬ですが2019年は遅れが出ました)
必要であればITRを会計士に依頼する
7月
ITRの締切:7月31日 (毎年延期されがち)
ITRを提出したらFRROへも書類を提出
10月から2月頃 (翌会計年度になることもあるみたいです)
ITRが承認される
訂正が必要な場合にはメールと郵便でNotice u/s 139(9)などの書類が届く
税金の過払い不足がある場合にもメールと郵便で書類が届く
過払いがあれば事前にITRに記載した銀行口座に振り込まれる
1月から2月頃
所得控除を受ける支出に関する領収書や証明書を勤務先に提出 (勤務先に要確認)
例) 家賃、通信費、医療費、1961年所得税法 第80C条の下で控除可能な支出など
3月
3月31日 会計年度終了
何か忘れている気もしますが、大まかにいうとこんな感じです。
これからインドで働く人、まだ1年目の人などはこれを見て分からないことやカレンダー通りに進んでいないことがあれば、会社に確認してみるといいですよ。
私なんて、2年目の6月、FORM16の配布を忘れられてましたから~!